一般開業歯科で使っている薬の種類はそう多くはありません。
大きく分けて、細菌による感染症の治療薬消炎・鎮痛剤の2種類です。
では、どのような症状にどんな薬を使用しているのか、
そしてその副作用をご紹介していきましょう!

A:抗生物質
セフゾンカプセル(セフェム系の抗生物質)
主な作用: 広範囲の殺菌を殺す。特に、ブドウ球菌、レンサ球菌等のグラム陽性菌に
強い作用がみられる。
使用治療: 親知らず、歯周の急性炎症、歯の根尖の急性・慢性炎症、抜歯後感染症防止等に使用
副作用 : 発信、じん麻疹などの過敏症や下痢、むかつき食欲不振等の胃腸障害が見られる場合が有る。
まれに重薦な皮膚障害の報告もあります。
バカシル(合成ペニシリン剤)
主な作用: 合成のペニシリン剤で、細菌を直接殺す。
使用治療: 化膿菌だけでなく、インフルエンザ菌、大腸菌、リン菌、ブドウ球菌等に効力を示すので、
歯科以外の様々な術後の感染症にも使用されている。
副作用 : ペニシリン過敏症が起こる事が有ります。ごくまれにショックのような激しい過敏症をおこし、
生命が危険になる事も。下痢、吐き気などがある場合もあります。
B:合成抗菌剤
タリビッド(合成抗菌剤)
主な作用: 抗生物質に匹敵するほどの効力を持つように互生された化学療法剤で、細菌を直接殺す。
使用治療: 歯科以外でも呼吸器、泌尿生殖器、皮膚、眼耳鼻、などの感染症に広く用いられている。
副作用 : 発疹、かゆみなどの過敏症状、めまい、悪心、下痢、まれに大腸炎など。また、脱力感、筋肉痛
などがあり、強い時は横紋筋融向症があります。

消炎・鎮痛剤は、炎症を起こしている原因は治せませんが、
それに伴う症状を軽くし、治癒を助けるものです。

ロキソニン
主な作用: 炎症によっておきているハレをとり、痛みを和らげる。とくに痛みに対してよく効く。
使用治療: 様々な術後の鎮痛などに用いられる。
副作用 : 発疹、かゆみなどの過敏症、腹痛、胃の不快感、ときに肝臓や腎臓障害、血液障害があります。
また、胃・十二指腸潰痕の人やその病歴のある人に、症状を悪化させる場合がある。
ボルタレン&ボルタレンサポ(座薬)
主な作用: 炎症による局所の痛みを和らげ、はれをとります。とくに痛みを抑える作用が強いのが特徴。
使用治療: 歯科の鎮痛・消炎などに用いられる。この他、腰痛、慢性関節リウマチ等の関節痛、神経痛に
も使用されている。
副作用 : 発疹などの過敏症状、吐き気、胃痛など。連用すると、中毒を起こす傾向がある。
まれに各種の腎障害、間質性肺炎があります。

デキサルチン(合成副腎皮質ホルモン剤)
主な作用: 炎症、アレルギー性の病気の症状を抑える。
使用治療: 口内炎。さらにリウマチの症状を抑制する作用があるので、多くの病気の症状に効く。
副作用 : 副腎皮質ホルモンとは、もともと微量が副腎から分泌されていますが、治療の際には大量を用い
るので、ホルモン過剰症を生じることがある。服用を続けると肥満症、高血圧症、糖尿病などを
引き起こし、骨折しやすくなったり、精神状態が不安定になる場合がある。
ビオフェルミンR(生菌整腸剤)
主な作用: 腸内細菌業の異常による症状を調整します。
使用治療: 抗生物質や化学療法剤を服用する事によって腸内細菌業がくずれておこる下痢や鼓腸などの
症状を改善する薬です。
副作用 : 特に有りません。

薬は、医師の指示に従って服用してください!